作業療法士ってどんな人?~からだの動き編~

こんにちは!
メロウキッズの管理者をしている平城(ひらぎ)です!
この記事では、メロウキッズに在籍している専門職の一つである「作業療法士」について紹介していきます。
前回の記事では、メロウキッズの特徴として、医療・福祉系の専門職が複数名在籍していることをお伝えしました。
しかし、「作業療法士」と聞いても、
「どんなことをする人なの?」
「子どもの療育と、どんな関係があるの?」
「どんなことを相談できるの?」
など、分からないこともあるのではないかと思います。
今回は、メロウキッズのInstagramでご紹介した内容をもとに、作業療法士の役割についてお伝えします。
1.作業療法士は、からだ・こころ・生活に詳しい専門職です
作業療法士は、英語で「Occupational Therapist」といい、略して「OT」と呼ばれています。
名前に「作業」とついているため、何かの仕事や手作業を教える人だと思われることもあります。
しかし、作業療法でいう「作業」は、仕事だけではありません。
遊ぶ、ご飯を食べる、着替える、お友達と関わるなど、毎日の生活のなかで行うさまざまな活動を指しています。
子ども達にとって、遊びは生活の大切な一部です。
ボールで遊ぶ、積み木を重ねる、遊具に登る・・・
一つの遊びにも、からだを動かすこと、考えること、気持ちを表すことなど、いろいろな要素が含まれています。
そのため、作業療法士は「からだ」だけを見るのではなく、「こころ」や「生活」とのつながりも考えながら支援を行います。
今回は、そのなかでも「からだの使い方」に注目して紹介していきます。

2.「よく転ぶ」「ぶつかりやすい」も、相談の入り口になります
お子さまの様子を見ていて
「よく転ぶのが気になる」
「人や物にぶつかることが多い」
「立っているときの姿勢が気になる」
と感じることはありませんか?
今回の動画では、ハイハイや立っているときの姿勢、転びやすさ、ぶつかりやすさなどを例に挙げています。
こうした様子について、からだの使い方という視点から考えられるのが、作業療法士です。
例えば、「よく転ぶ」といっても、走っているときに転ぶのか、方向を変えたときに転ぶのか、段差を越えるときに転ぶのか
また、自分の体を動かしたいように動かせているのか、想像したとおりに動かすことができているのか、などによって、見るべきポイントが変わります。
大切なのは、「転んだ」という結果だけで終わらせず、身体の動きや環境、周囲の状況にも目を向けることです。
何をしようとしていたのか?
どんな姿勢で動いていたのか?
周りには何があったのか?
お子さまの動きと、そのときの状況を合わせて見ることで、支援を考える手がかりを探していきます。

3.「できる・できない」だけではなく、取り組み方を見ます
同じ遊びをしていても、子ども達の取り組み方はそれぞれ違います。
すぐにやってみる子もいれば、まずは人が遊ぶ様子を見ている子もいます。興味はあるけれど、どうやってからだを動かしたらよいか戸惑っている場合もあります。
そのため、「できないから、何度も練習する」という方法だけでは、取り組みやすくならないこともあります。
道具の置き方を変える。
動きを見せる。
活動の難しさを調整する。
お子さまの様子に合わせて、何を変えると取り組みやすくなるのかを考えることが大切です。
作業療法士は、からだの使い方と、遊びや生活のなかで求められる動きを結びつけながら、支援の方法を考えます。
「この遊びができた」で終わらせず、日々の遊びや生活にどうつなげていくか。
そこまで考えていくことが、作業療法士の役割です。
気になることは、一緒に考えていきましょう!
今回は、作業療法士について特に「からだの使い方」という視点からご紹介しました。
お子さまの様子について
「相談するほどのことかな?」
「気にはなるけれど、うまく説明できない」
と迷うこともあると思います。
専門的な言葉で説明する必要はありません。
「走るとよく転びます」
「遊んでいるとき、物にぶつかることがあります」
「この姿勢が少し気になっています」
そんな普段の言葉で、お聞かせください。
お母さんが一人で原因を見つけたり、解決方法を考えたりする必要はありません。
ご家庭で気になっていることを伺いながら、お子さまに合う関わり方を一緒に考えていきます。
メロウキッズでは、皆さんからのご質問も募集しています。
Instagramの動画や今後のブログでもお答えしていきますので、知りたいことがあれば、ぜひお寄せください!

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